ICC参加レポート 15/15
石島です。レポートその15。
長いようで短かった7日間もこれで最後です。
2005/5/22
<フェアウェルパーティ>
私はこの日の最終の新幹線を予約してあり、時間の許す限りパーティに残れる。
中にはもっと遠方からの参加者など、後ろ髪を引かれる思いで帰られた方も多いであろう。
パーティにはロストロポーヴィチさんが一瞬だけ現れた。
シュタルケルさん、ヴァインスハイマーさんとスリーショット状態で乾杯した際に、ロストロさんがワインを3杯一気飲みをしたのには場内大拍手。
出席者の皆は会場のステージの方へなだれ込み状態で、さながら「韓国スターに群がるファンたち」の図。
ミーハーではない私は、得意の痩せ我慢で遠くからその様子を楽しむ。
混乱を避けるためであろう、重鎮たちはすぐに会場から去った。
事務局長の松本さんが挨拶。
いろいろな人への感謝を述べられていたがその中で最も心に残ったのが「こうして飲み食いしている今もまだ会場で椅子などの片づけをしてくれているボランティアの皆さんに、私は一番感謝したいです」とのくだり。
そうなのである。
最上級に楽しめるこのイベントを支えてくれる多くの影のボランティアの人たちに、心から感謝せねばならない。
私はパート練習で一回、一部の椅子を並べただけのお手伝いだったが、それと比べものにならない奉仕作業の積み重ねで
ICCが成功したのだ。
こうやって、大きなイベントが終わって、もぬけの殻のような状態で最後は帰路についた。
ホテルから新神戸までのシャトルバスでは、たまたま山崎伸子さん、倉田澄子さんとご一緒になる。
この一週間のお礼を申し上げて新神戸で別れ、私は最終の新幹線を待つ。
そしてその間に、私のこの一週間を快く許してくれた家族に、それからついでに会社にも土産を買う。
当然ながら会社用より家族用の土産の方が何倍も高い。
帰りの新幹線では爆睡であった。
このような規模のイベントをやり遂げるには、想像を絶する大変な対応があったであろう中、この人がいなかったらやはりこのイベントはできなかったであろう松本巧さんに最後に感謝して、久しぶりに気合を入れて書いた私の大量レポートも終わりとします。
チェロ万歳。2005/5/30 石島